食事とお酒を楽しむお客さんに向かって河本がウマ娘 コスプレ衣装の交換をお願いすると、五十嵐さんという女性が手を挙げてくれた。夫婦で飲みに来ていた五十嵐さんは、結婚4年目だという。以降、なかなか服を変えてくれる人がおらず、サンダルで走り続ける河本。午後10時15分を迎え、日本橋28.5km地点を移動する河本と立花。立花が「お兄さん、ちょっと！」と呼びかけて足を止めてくれたのは、アルバイト帰りの男子大学生だった。大学生の茂木さんは、河本の必死のお願いの結果「OK」を出してくれた。

　　この時点で、河本は7ポーズ、コスプレイヤーは3人で5ポーズ。ボーナスも含めると、ギャラは30万円に到達した。「距離的にもう時間内のゴールは無理」ということで、スタッフに“救済措置”をねだる河本。23時前に内幸町駅に着くことができれば、救済措置のヒッチハイクが使用することになった。だが、23時まであと10分しかない。しかし、ゴールまでの23キロを4時間でゴールできなければ没収されてしまう。しかし、交換するのは靴だけでなく全身フルコーディネートだと聞いた茂木さんは、衝撃を受けた模様で考え込んでしまう。河本が「皆カメラ越しに今、優弥を見ている。ここで換えたらヒーローだ」と懸命に説得。服の交換も承諾してくれた。　半袖のポロシャツにエプロンをかけ、足元はスポーツサンダルという“店長ファッション”で出場した茂木さん。河本が「自宅はどこ？」と尋ねると「横浜です」と答えが返ってきた。予想以上に距離があったため、河本と立花は罪悪感に苛まれていた。